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心理・カウンセリング知識コーナー
日常的に心理が壁になったり勇気づけとなったります。そこでいろんな、基礎的な知識を学習し、日常生活・人間関係に生かすことでワクワクしたライフスタルを身に着けることができます。
主に「心理職のに必要な 心理学用語」より引用します。
2.古典的条件づけとは
古典的条件づけは、Pavlov,I.P(パブロフ)が犬の実験で発見した学習の1つであり、「レスポンデント条件づけ」(パブロフ型条件づけ)とも言われます。
生理的な反応(唾液がでる)をもたらす刺激A(食べ物など)に「先行して」、他のある刺激Bを与え続けます。それによって、生理的な刺激Aが無いとしても、ある刺激Bだけで同じ生理的な反応が生じるようになる現象が古典的条件づけです。
パブロフの実験においては、ベルの音が「中性刺激」であり、肉粉が「無条件刺激US」、唾液が「無条件反射UR」となります。
条件づけがされると、犬は、ベルの音(条件刺激CS)を提示すると(肉粉を提示しなくとも)、唾液という反応(条件反射CR)を起こすようになりました。
●強化と強化子 :
強化とは、刺激と反応に関連づけをもたらすことを指し、古典的条件づけの対呈示が強化に当たります。無条件刺激を「強化子」と呼びます(例:食べ物)。
●消去 :
消去とは、条件づけが減衰すること、及びその過程のことです。消去は、一旦条件づけが成立した条件反射において、無条件刺激を与えないで条件刺激のみを繰り返し呈示することで生じます。 消去においては、大脳皮質に反応を抑える過程である「制止」が起っているとされます。 消去を途中で、中断すると、休止期間中に条件反応の強度が回復する現象を「自発的回復」といいます。
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